14
Sep
2018
ゴルフのラウンド中、スイングした際に手首(手関節)の尺側(小指側)に痛みを感じた。
【傷病名】
TFCC損傷 50代 男性
【負傷原因】
ゴルフのラウンド中、スイングした際に手首(手関節)の尺側(小指側)に痛みを感じた。
翌日も車のエンジンを掛けようと手首を回した際に痛みがあり来院。
【初検時】
手関節尺側に圧痛、炎症症状があり、握力低下も認められた。
尺側頭ストレステスト(回内、回外位にて尺屈強制した際に疼痛誘発、増強があればTFCC損傷を疑う)陽性反応があり、TFCC損傷を疑う。
【治療法】
ゴルフスイングは中止していただき、日常ではテーピングで橈尺関節安定と手関節の運動抑制を行う。またAT-miniⅡ(微弱電療治療器)をレンタルで貸し出し、自宅会社など支障がない時はつけてもらった。また手関節、肘関節の安定向上を目的として撓側、尺側手根屈筋の筋力アップを図る。
【治療経過】
1ヶ月が経過しテーピングなしで日常生活における痛みは軽減された。
ゴルフのスイング動作までは、もう少しの施術と筋力アップが必要かと思われるが再開に向けて順調な回復が見受けられる。