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13
Sep
2018

野球の練習中、ボールが小指に当り亀裂骨折。

第5基節骨不全骨折(亀裂骨折)の症例

【傷病名】

第5基節骨不全骨折(亀裂骨折)

【負傷原因】

野球の練習をしていて、ボールをとろうとしたとき、小指に打球が当たり亀裂骨折。

【初検時】

小指(第5指)に腫脹(はれ)が顕著に出現し、熱感、皮下出血も認められた。
整形外科にてレントゲン撮影を行い、亀裂骨折(ひびが入っている)と診断され、骨癒合までに3週間と言われる。

【治療法】

不全骨折(亀裂骨折)とはいえ、骨折なので固定が大切である。さらに早期骨癒合の為、酸素カプセルの利用と超音波治療を同時に行う施術を施した。酸素カプセルと超音波治療には骨癒合を促進させる効果があり、骨折の治療の第一優先の治療法と言える。
骨癒合が認められた後、積極的に運動療法を行います。

【本症例の治療経過】

週に2~3回のペースで酸素カプセルと超音波治療を続け、1週間経過時の検診では順調に骨癒合が進んでおり、当初は骨癒合まで3週間との診断であったが、2週間で骨癒合し固定を外し、早めにリハビリ(運動療法)を始めることが出来た。その後、3週間ではボールを投げられるようになった。