HOME » 症例 » 野球肩 » 野球の投球動作の際に、肩の痛みで投げられなくなった。
12
Sep
2018

野球の投球動作の際に、肩の痛みで投げられなくなった。

野球肩(肩障害)の症例

【傷病名】

野球肩(肩障害)

【負傷原因】

野球をやっていて、以前より投球動作の後に痛みを感じていたのだが、最近、投球動作の際に痛みが増し、塁間の半分までしか投げられなくなった。

【初検時】

肩周りの筋肉の張りが強く、腕を挙上したり、外旋させたりすると痛みが増す状態でした。炎症は見られず、関節裂隙部に痛みを認める。

【治療法】

まず炎症がある場合はアイシングを行い、痛みの出る運動を控え、炎症が収まった後、肩関節のアライメントを調整し、肩周りのインナーマッスルを鍛えること、そして肩の柔軟性を足すためにストレッチ等を指導。

【本症例の治療経過】

まずは肩甲骨周りの筋肉の張りを取る為の手技療法と物理療法(電気療法や超音波)を施し、関節内の治療として、超音波治療器とハイボルテージのコンビネーションを行った。
さらに、患者には肩甲骨周辺の筋肉強化とインナーマッスルの強化及びストレッチを指導した。

症例| 肩の痛み| 野球肩- 2018/09/12