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腱鞘炎

【腱鞘炎(けんしょうえん)とは】

腱鞘炎とは親指を広げたり、閉じたりする動きで腱の周囲を覆う腱鞘という部分が炎症を起こし、痛みを発症するものである。
手首の親指側に痛みが出ると“ド・ケルバン病”といい、指を動かす度に擦れ、進行して引っ掛かりを生じると“ばね指”となる。
原因としては、パソコン操作やスマートフォンなど手や指の使い過ぎや女性の場合、家事、子供の抱っこ等で起こります。また女性ホルモンのバランスが崩れやすい出産後や閉経後になりやすいとも言われています。

【治療法】

治療は局所の安静が基本です。炎症を抑える電療を行い、なるべく局所の負担となる動きに対し制限し、固定を施す。
それでも仕事の都合で動きを制限できず、改善しない場合は手術となってしまう場合もあるので、早めの診察、治療が重要となります。