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06
Sep
2018

朝起きて、子供を抱き上げた際に右側の首から肩にかけて痛みを感じた。

子育て中の30代女性による寝違えの症例と治療のご紹介。

【傷病名】

寝違え 30代女性

【負傷原因】

痛みが出た朝の前日、子供を連れて出かけ、抱っこしている時間が長く、夜には肩凝りのような疲労感があった。
痛みの原因が前日の抱っこによるものか、就寝時の不良姿勢によるものかの判断は難しいが、首から肩にかけての筋肉が長時間緊張し続けたことにより痛みが出たものと考えられる。

【初検時】

患部に触れると筋肉の緊張が強く、熱を帯びており、痛みも強い。
上も向く動作と顔を右に向ける動作をしようとすると痛みが強く、動かすことが出来ない。

【治療法】

寝違えの直後は患部の冷却が重要であり、まずは炎症(熱感)と緊張を和らげていくことが必要となります。
また患部に触れての手技、マッサージ等は軽めに行い、刺激の強いマッサージは痛みや炎症(熱感)が余計に増す可能性があるので禁忌となります。
さらに急性の痛みの軽減に効果を発揮する微弱電流治療器(ACU SCOPE)を使い、強い痛みを取り除きます。

【本症例の治療経過】

最初の来院時の治療ですぐに効果は現れ、痛みも軽減し、首も動かせるようになった。
翌日には痛みは半分以下になり、2回目の治療後は違和感が少し残っている程度で首の動きはほぼ改善していた。