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01
Sep
2018

バスケットボールの試合中、飛んで着地した際に、足首を内側に捻った。

バスケットボールの試合中の足関節捻挫

【傷病名】

足関節捻挫 15歳 女性

【負傷原因】

バスケットボールの試合中、シュートをして跳んだ後、他の選手の足の上に着地してしまい、足首を内側に捻ってしまい、そのままプレー不能となった。

【初検時】

患者の足首外側に腫れと炎症が見られた。
さらに捻挫の検査法である足関節内反動揺性テスト(足首を軽く伸ばした状態で内側に捻ってストレスをかける)を行ってみると足首のゆるみと痛みが確認できたので足関節捻挫の疑いを認めた。

【治療法】

受傷初期には患部を冷やし、ギプス固定または包帯固定をする。
部分断裂(圧痛、腫れ、皮下出血が強い)、)では約3週間の固定。
完全断裂(圧痛、腫れが強い、皮下出血が強い)では約6週間の固定が必要。

【本症例の治療経過】

患者本人とご家族の申し出より、練習への早期復帰を求められていたので、ギプス固定と毎日の保存療法(電気治療)、また酸素カプセル(新陳代謝を高め怪我の回復を早める)による治療を約2週間続け、その後運動療法を開始し始めた。
現在、競技復帰を果たし、再受傷のないよう経過観察している。