13
Jul
2018
バドミントン中、踏ん張った足にバチンと音がして歩行不能に。
【傷病名】
アキレス腱断裂
【負傷原因】
バドミントンをしていて、レシーブを取りに行き踏ん張った際にバチンという音と共にかかとの上の部分にボールが当たったような感覚を覚え、そのまま歩行不能となった。
【初検時】
患者のアキレス腱部分に陥凹(くぼみ/へこみ)を触診することができた。さらに、アキレス腱断裂の検査法であるトンプソンテスト(うつ伏せに寝たまま膝を直角に曲げた状態で、ふくらはぎを強く掴みます。正常なアキレス腱であれば、つま先が天井を向くのだが、アキレス腱断裂があるとまったく反応がない)を行ってみると、陽性反応であり、アキレス腱の断裂疑いを認めた。受傷後、翌日より患部の浮腫と皮下出血が認められた。
【本症例の治療経過】
患者本人からの申し出により、ギプス固定ではなく、ハードなテーピング固定と毎日の保存療法(電気治療)による治療を3週間続け、その後、早期のリヒバリと運動療法を開始し始めた。
現在、1カ月半が経過し、固定なしでの歩行も可能となり、軽い荷重による、つま先立ちも出来るまでに回復している。