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10
Sep
2018

3歳の子供が転んだあと、痛がって腕を使おうとしない。

肘内障の症例と治療のご紹介。

【傷病名】

肘内障 3歳 女性

【負傷原因】

3歳の子供が歩行中に転倒したので、手を引っ張って起こしてから泣き止まず、その後、腕を動かさなくなった。

【初検時】

痛がっている腕には腫れや内出血も見られず、肩や鎖骨周辺にも異常は見られません。
腕を動かそうとせず、曲げようとすると痛がって曲げることが出来ません。安静にしていれば、泣くことはありませんでした。

【治療法】

外れてしまった肘の外側の関節を整復(関節を入れる)し、元の状態に戻せば痛みも無くなり通常通り動かせます。
整復は当院のどの先生でも簡単に出来ます。整復が成功した際には「プチッ」という音で関節が入ったことを確認することが出来ます。
また所要時間も1分もかからず終わりますので、このような状態の時はずぐご連絡をください。

【本症例の治療経過】

整復が終わった後は、お子様が腕を使っているか、または手のひらを下に向けた状態で手を挙げられるかを確認して終了となります。
その後、再発防止の為、なるべく手を強く引っ張らないように指導します。

症例| 肘内障| 腕の痛み- 2018/09/10